気配りを形にしたい

日本人はプレゼントが大好きだと思います。物を借りたお礼にちょっとした物をあげたり、イベントがある度にプレゼントを探してショッピングをしている気がしませんか?そろそろ、お中元の本格シーズンである今は、デパートやスーパーからも焚きつけられるようにDMが届きます。戴くとお返しする人も多いのが律儀な日本人のくせ。毎日の仕事でくたくたなのに週末は誰かを思って買物している、そんな事はありませんか?でも、渡して喜んでくれる顔を見ると気持ちが伝わった気がします。「あなたの為に心遣いを致しました。」勿論、口に出しては言いませんが気配りを形にして届けることも贈り物をする由来の一つではないかと思います。

人となりを試される、贈り物

さて、贈り物をしないと。と相手の顔を浮かべてその人の好みそうな物を考えると意外と悩んでしまいます。先日、贈り物の話をしていると友人が、昔結婚祝いに有名な画家の絵画のポスターを額縁入りで頂いて困ったと話していました。当時の新居は狭く、その額縁を飾るスペースもないし、好みの画家じゃなかったのが理由です。贈る側は自分の好みが相手に喜ばれる物だと思ってのことでしょうが、贈られた相手にとっては迷惑だったというわけです。以後、その絵は飾ることなく実家の倉庫に今も眠ったままだと話していて他人事じゃないと更に考えさせられる結果になりました。可もなく不可もない贈り物は案外忘れられるものですが、可となれば贈った人のセンス評価は上がり、不可となれば下がるから、贈り物はある意味試練のようなものです。人を感動させることもあれば落胆させることもある贈り物。嬉しいと思われる贈り物は中々大変です。

贈り物のバリエーション

悩んで選んだ贈り物が自分の評価を下げるかも知れないとか選びに行く暇がないと思うから、無難を選ぶ人も増えています。無難なもの、つまりは相手に選んでもらえるギフト券やギフトカタログ。そういったものだと、相手の好きな物、必要な物を相手が選んでくれるわけですから、とても楽で効率的です。でも、心を込めて贈った物かと言われると疑問です。無難もいいけど、ここは一つ心を贈って冒険してみませんか?案外、「あの人らしい」って、もらう側は理解していると思いますよ。